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琵琶湖ホテル、全客室アメニティを4月から「プラスチックフリー」に

2022年1月19日
編集部:増田 剛

2022年1月19日(水) 配信

琵琶湖ホテル

 琵琶湖ホテル(前田義和総支配人、滋賀県大津市)は4月1日(金)から、全客室の使い捨てプラスチック製アメニティを設置せず、普段から使い慣れたアメニティを宿泊客が持参する「ライフスタイル型」の滞在を提案していく。

 今年4月には「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の施行が予定されている。同ホテルは「脱プラスチックはホテル・旅館事業者にとって取り組むべき大きな課題」と捉え、プラスチック廃棄物の抑制活動を本格化する。

 宿泊者に希望があれば、環境に配慮した客室アメニティ(歯ブラシ&歯磨き粉セット、髭剃り、ブラシ)の販売も行う。

 同ホテルは02年に「里山の食彩プロジェクト」を始動。棚田米や地酒など滋賀県産食材を提供することで、里山環境の保全や、多様な生物の生態系を守る活動を20年間続けてきた。

 09年からは「山野草プロジェクト」をスタートし、年々減少する草原に生息する貴重な動植物を守るため、ホテル内ガーデンに「棚田のあぜ」を再現。約100種類の山野草を栽培するなど、里山の自然風景を未来につなげる取り組みも継続している。

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