エアバス, エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2022年1月13日 11:27 JST

JAL 767遊覧飛行とANA A380機内見学セットのツアー2月開催 成田周辺企業が企画

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で国際線の大幅な運休や減便が続く中、成田空港周辺の企業などの有志が立ち上げた「STAGE NARITA実行委員会」と、成田市観光協会は、成田発着の遊覧飛行と機内カンファレンスなどを組み合わせたイベント「STAGE NARITA -JALスペシャル周遊フライト&ANA機内カンファレンス-」を2月25日に開催する。

2月に開催される「STAGE NARITA -JALスペシャル周遊フライト&ANA機内カンファレンス-」(同サイトから)

 日本航空(JAL/JL、9201)のボーイング767-300ER型機を使った成田発着のフライトと、成田に駐機している全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」を会場とする機内カンファレンスを組み合わせたイベントで、遊覧飛行から帰着後はターミナルへ戻らずにA380の機内へ入る。

 遊覧飛行の機内では、熊谷俊人千葉県知事など行政や経済、航空といった各界の「トップランナー」による事前収録動画を上映。モデルによる機内ファッションショーを開催し、機内食は成田の野菜などを使ったメニューを用意する。また、JALの歴代制服を着用した客室乗務員も同乗する。

 A380の機内では、同機の就航先であるハワイのホノルルとオンラインでつなぎ、ANAハワイ支店から2年間のハワイの動きや現状などを伝えてもらう。また、機内見学ではANA Team HND Orchestraメンバーによるバイオリン生演奏や、ウミガメをモチーフにしたANAのオリジナルキャラクターも出迎える。

 当日は午前9時30分ごろまでに集合し、チャーター機は午前11時ごろ出発。約3時間30分のフライト後は、JALの767とANAのA380が成田の駐機場に並び、参加者はターミナルには戻らずにA380へ移動する。機内カンファレンスと内覧会は午後3時30分ごろから1時間30分を予定しており、どら焼きとソフトドリンクを用意する。解散は午後5時ごろを予定している。

 販売は千葉銀行系クラウドファンディングサイト「C-VALUE」で、1月24日まで販売。すでに完売しているビジネスクラスは1席9万8000円、エコノミークラスは3万7000円から窓側含むペア席2席10万円まで。エコノミーも完売している座席がある。目標額に達しなくても実施する実行確約型のプロジェクトだが、1月13日時点で目標額222万2022円に対し、590万8000円と達成率は265%になっている。

関連リンク
JALスペシャル周遊フライト&ANA機内特別カンファレンス(C-VALUE)
STAGE NARITA

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