北国FHD、旅行宿泊サイトを開設へ 出店者を募集開始
北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は6日、北陸3県のホテルや旅館の宿泊予約ができるサイトを4月に開設すると発表した。自社グループで運営するECサイト「COREZO」内に設ける。北国FHDの顧客ネットワークを生かし、観光面の北陸の魅力発信につなげる。
サイトへの出店受付は1月24日から始める。新規出店費用は税別3万円だが、10月末まで無料にする。月額の出店手数料は、税別で月間の予約売り上げの7%とする。出店者は宿泊プランや運営方針などの助言を北国FHDから受けられる。
COREZOが志向するのは、「モノ」だけでなく体験といった「コト」を一体で販売することだ。すでに同サイトでは地場企業の商品を売るだけでなく、北陸地域の飲食店や観光地の情報を紹介している。宿泊予約サイトを設けることで、COREZO内での回遊性を高める狙いもある。
1月27日にはクラウドファンディングサイトも設ける。埋もれている北陸のファンを獲得し、誘客にもつなげたい考えだ。
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