米デルタ、2022年は黒字見込む オミクロン株の影響限定的

米デルタ、2022年は黒字見込む オミクロン株の影響限定的
12月16日、米航空大手のデルタ航空は、2022年の収益が黒字になるとの見通しを示した。写真はデルタ航空機。シドニーで昨年10月撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)
[16日 ロイター] - 米航空大手のデルタ航空は16日、2022年の収益が黒字になるとの見通しを示した。新型コロナウイルスのオミクロン株に対する懸念はあるものの、ホリデーシーズンの国内予約状況は好調だという。
一方、オミクロン株の拡大に伴い多くの国で渡航規制が導入されたことから、国際線の予約に影響が出ているという。
エド・バスティアン最高経営責任者(CEO)はCNBCとのインタビューで「オミクロン株はホリデーシーズンの予約には影響していない」と説明。ただ、第1・四半期にはある程度の影響が出る可能性があると述べた。
第4・四半期については、税引前利益が2億ドルになるとの見通しを示した。10月には燃料価格の高騰により赤字になると予想していた。
第4・四半期の燃料価格は、ガロン当たり2.20─2.30ドルと予想。10月予想(2.25─2.40ドル)から引き下げた。

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