11月の訪日外国人旅行者は2万700人 現在は新規入国原則停止

先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で2万人余りと、新型コロナウイルスの感染拡大前のおととしと比べると99%を超える減少で、記録的な低水準が続いています。

日本政府観光局によりますと、先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で2万700人でした。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大前のおととしの同じ月と比べると、99.2%の大幅な減少で、依然として記録的な低水準が続いています。

国や地域別にみますと、
▽中国が3200人、
▽韓国が2000人、
▽ベトナムが1800人、
▽インドが1600人などとなっています。

外国人の日本への入国について、政府は先月8日から一定の条件のもとにビジネス目的の入国を一時認めていましたが、新たな変異ウイルス「オミクロン株」の流行により現在は新規入国を原則停止しています。

オミクロン株の影響が世界で広がる中、外国人の入国制限がいつ緩和されるかは不透明な状況が続いています。