小池都知事、厚労相に水際対策強化要望 検疫所待機など
東京都の小池百合子知事は14日、厚生労働省で後藤茂之厚労相と面会し、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の流行抑止へ水際対策の強化などを要望した。航空機に同乗した入国者全員の陰性が判明するまで検疫所などで待機することや、オミクロン型の濃厚接触者は14日間の待機期間が終了するまで国の検疫施設で待機することなどを求めた。
現在は濃厚接触者となった場合、14日間の待機期間のうち一定期間は国の検疫施設にとどまるが、その後は自宅待機となっている。小池氏は「空港で陰性でもその後陽性になる例がある。濃厚接触者が増えていく」とし、すべての期間を国の施設で待機できるよう要望した。このほか経口治療薬の確保なども求めた。
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