Travel Weeklyによると、デルタ航空はこのほどベーシックエコノミー運賃についてマイル獲得や上級ステータスへの加算を不可能とした。

1月1日以降の便が対象で、海外の業界メディアや航空ファン向けブログなどでは批判の声が出ているが、デルタ航空広報担当は、ベーシックエコノミーはスカイマイル会員ではない価格重視の消費者に人気があるために見直しを決めたと説明したという。

一方、ベーシックエコノミーは通常キャンセル不可や機内持ち込み手荷物の制限など厳しい条件を付けて安い運賃として提供されているが、デルタ航空は1月1日以降、キャンセル料を支払うことでキャンセルし、次の利用時に使えるクレジットを保持できるようにすることも発表した。キャンセル料は長距離国際線で199ドル、国内線のほとんどと短距離国際線は99ドルとなるという。