バリ島と日本の直行便再開が延期に オミクロン株影響

インドネシア国営の航空会社はオミクロン株の影響でインドネシアと日本の両国が水際対策を強化したことから、今月5日に再開する予定だった日本からバリ島への直行便の運航を延期すると発表しました。

インドネシア政府は、去年4月から外国人観光客の入国を禁止してきましたが、リゾート地のバリ島とリアウ諸島で日本など一部の国からの観光客に限って受け入れを再開する方針を打ち出していました。

2019年には日本からおよそ25万人が訪れていたバリ島では、観光業の立て直しに向けて直行便再開への期待が高まっていました。

航空会社は「来年以降、状況を見ながら検討する」としています。