AIRLINE WEEKLYによると、経営難に苦しむ南アフリカ航空とケニア航空は2023年までに「パン・アフリカ航空グループ」の創設を目指す協定を締結した。

詳細は明らかではないものの、日本でも太平洋路線などで展開されているジョイントベンチャーと同様の提携内容の可能性があるという。「アフリカ大陸を効率的にカバーする」ことを目指す方針で、他の航空会社との提携にも前向き。

実現のためには、アフリカ大陸最大の航空会社でありつつ内政不安に見舞われているエチオピア航空、カタール航空から多くの出資を受けているルワンダ航空との競争を勝ち抜く必要があるが、課題は経営難。いずれもこの10年ほど黒字化していないという。