横浜ビールなど、「ビアバイク」で醸造所見学
「自転車×ビール」で醸造所巡りはいかが――。横浜ビール(横浜市)などで構成する「ヨコハマクラフトビアマルシェ実行委員会」は、同市内のクラフトビール醸造所見学と移動式ビアカウンター「ビアバイク」を組み合わせたツアーを始める。新たな集客の仕掛けとして観光客を取り込みたい考えだ。
オランダ発祥のビアバイクは自転車とビアカウンターを組み合わせた乗り物。6人こぎで公道も走行可能だ。座席下にあるベダルをこぐと早歩き程度の速度で走行する。ハンドルとブレーキを操作する運転手はスタッフが務め、初めは安全のために誘導員を1人配置する。
今回は30日と31日の2日間、各90分のツアーを10回開催する。2つの醸造所を見学し、その間をビアバイクで移動。参加者はビールを飲みながら、横浜・みなとみらいの景観などを楽しめる。1人5000円でインターネットから申し込みを受け付ける。
今後、来年1月ごろに旅行会社と連携し、宿泊ツアーへの組み込みを検討しているほか、来春をめどに月2回以上の定期開催を目指す。
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