AIRLINE WEEKLYによると、エミレーツ航空のクラーク社長が10月4日、「業務渡航需要は来年末までに回復していると信じている」とコメントした。

また、ルフトハンザのシュポアCEOとユナイテッド航空のカービーCEOも2年から3年のスパンでクラーク氏の予測に同意。米国では以前は秋から回復が始まると見られていたが、カービー氏は年末のホリデーシーズンが終わった年明けから本格的に再開すると予想を修正。ここには欧州線も含まれ、来夏の大西洋横断路線は過去最高の実績になると予測しているという。

これらはボストンで開催された国際航空運送協会(IATA)の年次総会で聞かれた意見で、会場で業務渡航市場の見通しについて悲観的な考えを示す経営者はいなかったという。