Saipan Tribuneによると、サイパンを拠点とした路線展開を目指しているマリアナパシフィック航空(Marianas Pacific Airlines、MPA)は、早ければ2022年第1四半期にも運航を開始する計画だ。

MPAは、2021年1月1日付で開設していたという公式サイトで、サイパンを拠点に東京や大阪、ソウル、釜山、フィリピンのクラーク、豪州のシドニーとブリスベン、グアムへの路線網を地図として表示。日本語の表示もあり社名を「マリアナパシフィック航空」と表記しているが、全体的に機械翻訳と見られ得られる情報は少ない。

Saipan Tribuneでは、マリアナ政府観光局(MVA)の定例会議にMPAのBill Giles氏とJames Blake氏が出席して準備状況を説明したことを紹介。トラベルバブルが実現すれば今年12月の就航も可能であるとし、特に豪州とのバブルについては豪首相らに働きかけているほか、MVAでも専用チームが立ち上がっているという。

MPAの機材はB757を予定しており、座席はビジネス20席、エコノミー162席。まずは日本と韓国に週2便ずつ、クラークとシドニー、ブリスベンに1日1便を運航し、初年度で14万人の運航を目指しているという。