自民・下村政調会長、宣言解除「GoToトラベルで動く必要ある」

記者団の取材に応じる自民党・下村博文政調会長ら=15日午後、国会内(春名中撮影)
記者団の取材に応じる自民党・下村博文政調会長ら=15日午後、国会内(春名中撮影)

 自民党の下村博文政調会長は18日、鳥取県の平井伸治知事と党本部で面会した。面会で平井氏は、緊急事態宣言の対象外の地域にも深刻な経済的影響が出ているとして、政府の観光支援事業「GoToトラベル」の段階的な再開などを要請。下村氏は「来週早速、GoToトラベルについて動く必要があるのではないか」との認識を示した。面会後、平井氏が明らかにした。

 平井氏は記者団に、「東京以上に地方の方が人出が減っている。この影響で繁華街がなくなってしまうのではないかという危機感で伺った」と説明。GoToトラベルに関しては「(近場を楽しむ)『マイクロツーリズム』なら可能性があるのではないか。疲弊した地方をなんとか救っていただきたい」と訴えた。

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