デルタ航空、JFK第4ターミナル開業、成田線も利用
デルタ航空(DL)はこのほど、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局とJFK国際空港エアーターミナル会社とともに、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)に新第4ターミナルを開業した。これは総額14億米ドルを投じたJFK再開発計画の一環。
第4ターミナルの稼働により、これまで第3ターミナルを利用していた成田線などの国際線はすべて第4ターミナルに移し、旅客は最新設備を利用できるようになるという。
新ターミナルでは、9ヶ所の国際線搭乗ゲートを新設したほか既存7ヶ所も改装。チェックインエリアや「スカイプライオリティ」専用カウンターのリニューアル、飲食・ショッピングエリアの充実、DLラウンジの新設などもおこなった。受託手荷物の手続き簡略化や、手荷物の受け取りエリア、一部CIQ施設も改善した。
なお、今回の稼働は第1フェーズに当たるもので、今後はコンコースBに11ヶ所の搭乗ゲートを追加する第2フェーズを2015年夏に終える計画。第2フェーズの完了後、コンコースBのDL用ゲートは27ヶ所となり、現在ターミナル2にある短距離線用の施設もすべて第4ターミナルに集約することになる。