昨年度の四国観光客数1336万人 前年度上回るがコロナ前に及ばず

福家司
[PR]

 四国運輸局は22日、2023年度の四国の主要観光地60カ所の入り込み客数を発表した。4県合計は1336万人で前年度を9.8%上回ったが、コロナ禍の影響が本格化する前の19年度には4.7%及ばなかった。

 県別では香川468万人、愛媛371万人、徳島291万人、高知206万人の順で、4県とも前年度同期を上回った。新型コロナの5類移行などの影響とみられる。

 19年度と比べると、高知は25.4%増と大幅に上回ったが、香川、愛媛、徳島の3県は6.4~12.8%下回った。

 高知県の増加は、NHKの連続テレビ小説「らんまん」の効果とみられる。

 入り込み客数が最も多かった観光地は、松山城ロープウェイ・リフト(松山市)の129万人、次いでニューレオマワールド(香川県丸亀市)の83万人。

 前年度同期からの増加率が最も高かった観光地は、リニューアルした藍の館(徳島県藍住町)が179.4%増、次いで牧野植物園高知市)が117.5%増となっている。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら