台中-高松直行の定期チャーター便 3月末から週3往復運航へ

多知川節子
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 香川県は21日、台湾第2の都市・台中と高松を結ぶ定期チャーター便の就航が決まったと発表した。3月31日から週3往復の運航。台湾のスターラックス航空は「早期の定期便化に向けて取り組む」としている。

 同社と県によると、日本と台中を結ぶ唯一の直行便となる。高松から四国や関西圏、九州などへの周遊性の高さが評価された。

 188席の航空機で、水・金・日の週3往復。ひとまず7月末までを予定している。全てインバウンド向けで台湾の旅行会社が販売し、日本発の販売はない。

 この定期チャーター便を含めると、高松空港国際線の運航便数は週23往復となり、コロナ禍前に並ぶ。池田豊人知事は「台湾第2位の都市からの旅行需要の拡大に大いに期待している。チャーター便を成功させ、早期に定期路線となるよう取り組む」とコメントを発表した。(多知川節子)

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