山口宇部と韓国結ぶ連続チャーター便は予約率100%、満足度93%
大室一也
山口宇部空港と韓国を結んで約1カ月運航したチャーター便の利用状況を県がまとめた。予約率は100%で、「旅行満足度」は92・7%と好評だったという。
仁川国際空港から1月10日~2月2日に週3日、インバウンド(訪日外国人客)限定の旅客機が11往復した。1941人が搭乗し、利用率は99・5%。アンケートに答えた乗客の85・8%が再利用を希望し、非常に満足、満足が合わせて92・7%だった。
団体客が大半で、観光スポットとして常盤公園(宇部市)、長府城下町(下関市)、秋吉台(美祢市)が、宿泊先は湯本温泉(長門市)、湯田温泉(山口市)がそれぞれ人気だったという。
また、23と26の両日に台湾とのチャーター便が約4年ぶりに復活する。山口宇部空港と桃園国際空港を180人乗り旅客機が2往復し、県から台湾に向かう便は予約で満席になった。
合わせて村岡嗣政知事も今年度3度目の訪台をし、台南市での台湾ランタンフェスティバルの開幕式に出席して山口観光をアピールする。村岡知事は1月の定例会見で、フェスには海外から多くの観光客が来ることから「PRの絶好の機会になる」と述べ、県内へのインバウンドの増加につなげたいとした。(大室一也)