ジンエアーB737-800航空機=ジンエアー(c)NEWSIS
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【02月11日 KOREA WAVE】韓国で昨年、国内格安航空会社(LCC)の国際線搭乗客数が史上初めて大韓航空とアシアナ航空を合わせた乗客数を上回った。

国土交通省の航空情報ポータルシステムによると、国内LCC9社の国際線搭乗客の合計は2419万4155人を記録。大手航空会社(FSC)の大韓航空とアシアナ航空の合計2300万7405人を100万人以上上回った。国内でLCCがスタートした2003年以降初めてのことだ。

2022年のLCC9社の国際線搭乗客数は451万2237人で、FSC(800万5931人)の半分程度だったが、1年で逆転した。

物価高と景気低迷で旅費を減らそうとする人々の間で中・短距離旅行の選好度が高まったことが背景にある。

加えてLCCが円安の続く日本への旅行者の増加を見込んで、小都市などを含めて中・短距離路線を多角化した効果も出たようだ。

実際、昨年のLCC搭乗客1位の路線は日本で、旅客数は1938万2535人に達した。2位の東南アジアではベトナム(874万4474人)やタイ(424万7259人)が人気を博した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News