仏アコーが北海道初上陸 札幌に高級ホテル「Mギャラリー」開業

日浦統
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 「ラッフルズ」などを展開する世界最大級のホテルチェーン、仏アコーグループ(本部・パリ)が30日、札幌市の創成東地区にホテル「創成札幌Mギャラリー」をオープンした。かつてサッポロビールの工場があり、「日本のビール発祥の地」として知られる同地区のイメージをいかし、もとあったホテルを全面改装した。高級路線でインバウンドを中心に富裕層の取り込みを図る。

 サッポロ不動産開発との共同開発で、複合商業施設のサッポロファクトリー西館に開業した。入り口にはビールの原料、ホップをかたどった立体彫刻が設けられている。客室は7タイプで全118室。壁は開拓史の時代をほうふつさせる日本画で彩られている。

 アコーグループは、世界110カ国で5400超のホテルや1万超のレストランなどを展開している。2月4日からさっぽろ雪まつりが始まることもあり、「東南アジアからの旅行者を中心に予約は盛況」という。(日浦統)

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