ティーウェイ航空提供(c)news1
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【01月21日 KOREA WAVE】韓国の格安航空会社「ティーウェイ航空」がフランス・パリで空港職員を採用し、欧州就航計画を本格化する。欧州連合(EU)の競争当局が大韓航空とアシアナ航空の企業合併に青信号を出した状況で、最大5つに増える欧州路線に備えるためだ。

ティーウェイ航空はパリのシャルル・ド・ゴール空港で発券、座席指定、手荷物取り扱いなどを担当する地上職職員を採用する。

今回の採用はティーウェイ航空が、合併した大韓航空から譲り受ける欧州4路線に就航するための事前措置だ。EU競争当局はドイツ・フランクフルト、スペイン・バルセロナ、イタリア・ローマ、フランス・パリ路線でアシアナ航空に代わる航空会社を求め、国内格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空が選ばれた。

特に最近ロイター通信によってEU競争当局が大韓航空-アシアナ航空企業合併に対して条件付き承認を下す方針だと伝えられ、関連した航空会社が是正措置案を履行する過程も具体化するようだ。通常、航空会社は海外路線で定期便を運航するため、6カ月から1年程度の時間をかけて現地支店を開設する。

現在、ティーウェイ航空が保有しているA330-300では、欧州西部のフランス・パリやスペイン・バルセロナまで就航するのは難しい。業界では大韓航空が、同じシリーズで航続距離が長いA330-200と人員を貸与するものと見ている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News