ホテル業界、コロナ後も「四苦八苦」 従業員不足…やむなく空き部屋
長橋亮文 高橋豪 末崎毅 金子智彦
内閣府が17日発表した2023年1~3月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、実質(季節調整値)で前期比0・4%増と3四半期ぶりプラス成長だった。GDPの半分以上を占める個人消費は0・6%増。新型コロナの感染が落ち着き、観光や外食などが好調だった。
物価高の影響でホテルなどの宿泊料金は上がっているものの、観光需要は高まっている。
群馬県草津町の草津温泉。5月の平日でもシンボルの「湯畑」は旅行客でにぎわっていた。会社の同僚と来ていた20代の女性は「マスクせずに気兼ねなく食べ歩きが楽しめる」と、うれしそうに話していた。
新型コロナ禍の21年に大浴場などをリニューアルした「ホテル一井」では、光熱費が高騰したことから、客室料金を上げたが、大型連休中はほぼ満室だった。
手島悟支配人は「旅行を控え…
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