静岡空港の2月搭乗者数、2.5倍の2万3671人 前年同月比
静岡県が発表した静岡空港(静岡県牧之原市)の2月の搭乗者数は前年同月比2.5倍の2万3671人だった。前年同月を上回るのは16カ月連続となる。新型コロナウイルスの感染者数の減少や旅行、移動の需要増加などで利用者が伸びた。国際線の再開も今後、搭乗者数の増加に寄与する見通しだ。
フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は福岡線が2.3倍の1万1027人だった。鹿児島線も2.2倍の2929人で、熊本線は5.4倍の2290人。出雲線は6.1倍の2813人に上った。全日本空輸(ANA)の新千歳、沖縄両線は運航されなかった。
2年11カ月ぶりに運航した国際線は、韓国からのチャーター便で搭乗者数は562人。2月下旬には開港からの累計搭乗者数が700万人に達した。3月には韓国・ソウル線の定期便のほか、ベトナムからのチャーター便も予定されており、インバウンド(訪日外国人)の回復に期待がかかる。
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