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ヤマト運輸ら、「手ぶら観光サービス」開始 貨客混載で観光客の手荷物配送

2023/3/22(水)

実証の流れ

九州産交バス株式会社(以下、九州産交バス)とヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)は、路線バスを活用した貨客混載で観光客の手荷物を配送する「手ぶら観光サービス」の実証実験を3月23日から開始する。3月17日付のプレスリリースで明かした。

今回の実証は、両社の「もっと、手ぶらで快適に熊本の観光を楽しんでいただきたい」という想いが合致して開始するものだ。 阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビル開業に伴い、路線バスを活用した貨客混載とヤマト運輸の物流ネットワークを組み合わせて実施する。実証の目的は、熊本県を訪れる国内外の観光客の、より便利で快適な観光の実現だ。
              
具体的な実証の流れとしては、利用者は、当日13時までに阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビル内にあるヤマト運輸の「阿蘇くまもと空港手荷物宅配カウンター」で手荷物を預ける。その後、手荷物を宿泊施設ごとに仕分けし、空港リムジンバス、もしくは都市間バスを活用し、熊本市内の桜町バスターミナルもしくはJR阿蘇駅へ輸送。到着後は併設されている一時保管場所へ移動させるという流れだ。保管された手荷物は、ヤマト運輸のスタッフが集配車両に積み替え、利用者の宿泊予定の宿泊施設に配送する。実証の期間は、2023年3月23日~2024年3月31日の予定だ。

なお、両社は、所有する経営資源を活用し、地域活性化の取り組みや物流ネットワークの構築を通じて、利用者のより便利で快適な観光の実現、熊本県の観光振興に寄与していくと述べている。

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