「ヨガ部」や「ドローン部」も 旅行大手が部活動支援 鉄道系も参入

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小川崇
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 新年度から本格化する公立中学校の部活動の「地域移行」に合わせ、旅行大手の近畿日本ツーリスト(KNT、東京都)は4月、部活動支援事業を本格的に始める。部員や指導者が集まりにくい学校を対象にオンラインで取り組み、修学旅行などで培った学校との関係を生かして非旅行事業の一つにする考えだ。他業種でも参入の動きが出ている。(小川崇)

 那覇市から西へ約30キロ。沖縄県渡嘉敷島の渡嘉敷村中央公民館で2月初旬、地元の中学生たちが、大きな画面に映る男性講師の動きに合わせ、ステップを踏んでいた。

 生徒たちが参加していたのはオンラインの「ダンス部」。講師は、KNTが協業する芸能事務所エイベックス・マネジメント(東京都)所属のプロダンサーで、AKB48の振り付けを担当したこともある。参加した比嘉柚結(ゆずゆ)さん(13)は「最初はできるか不安だった。やっていくうちにステップとかができるようになり、やりがいを感じるようになった」と話した。

 別の部屋では「eスポーツ部…

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