米国の広範囲で冬の嵐、1800便以上のフライト欠航

米国の広範囲で冬の嵐、1800便以上のフライト欠航
 2月1日、米テキサス州からバージニア州に至る広範囲が着氷性暴風雨(アイスストーム)に見舞われ、国内外を含む航空便1897便が欠航した。写真はテキサス州ダラスで1月31日撮影(2023年 ロイター/Shelby Tauber)
[1日 ロイター] - 米テキサス州からバージニア州に至る広範囲が着氷性暴風雨(アイスストーム)に見舞われ、1日に国内外を含む航空便1897便が欠航した。航空機の運航状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」によると、米東部時間午前8時41分時点で750便が遅延。
アメリカン航空グループは声明を発表し、予備措置として欠航を決め旅客に通知したと説明。「今週の嵐で多数の便が欠航するなど、当社の運航に支障が出ている」と明らかにした。
米連邦航空局(FAA)は31日、ダラス、フォートワース、メンフィスなど一定の地域である程度の遅延が生じる恐れがあるとツイッターで警告していた。
米国立気象局(NWS)は「現在発生中の嵐は、少なくとも2日午前までテキサス州北部と中部に危険な影響をもたらす」との予報を示した。
フォートワースに拠点を置くアメリカン航空の欠航は約800便、格安の米サウスウエスト航空は501便。
サウスウエスト航空は約1カ月前、休暇シーズンにシステム障害で1万6700便が欠航し、政府の激しい批判を受けたばかり。

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