年収、そんなもらえんの!?ネットフリックスが社用機のCAを募集

    ネットフリックス(Netflix)は、創業者でもあるCEOの辞任を発表。そんな同社の新たな求人は、社用機のフライトアテンダント。その年収が驚きなんです…!

    米Netflixが、社用機を担当するフライトアテンダントを募集しています。

    驚きなのはその年収で、 同社は6万ドルから最高38万5000ドルまでを提示しています。日本円にすると、約770万円から約5000万円。厚生労働省による「令和3年賃金構造基本統計調査」の職種別統計結果によると、日本のフライトアテンダントの平均年収は約600万円です。

    Netflixのウェブサイトに掲載されている求人情報によると、カリフォルニア州サンノゼにある本社が拠点になります。中型の社用機の業務を担当する、FAA(アメリカ連邦航空局)認定の訓練を受けたフライトアテンダントを募集しています。

    ほかにも、募集要項には次のような記載があります。

    「Netflixが求めるフライトの安全、セキュリティー、および最高品質のサービスの目標を達成する責任を負えること」

    「すべてのキャビン、ギャレー、コックピットの非常用装備の飛行前点検を行えること」

    「飛行機に荷物を積み込むため、最大30ポンド(約14キログラム)まで持ち上げて運べること」

    「自由と責任」をカルチャーとしてかかげるNetflixらしく、「少ない指示のもと、自主性を持って仕事に取り組めること」とも書かれています。

    このニュースに、SNSでは「すぐ応募する」「夢の仕事だ」など好反応がある一方で「給与額の幅がありすぎる」などの指摘もあがっています。

    Netflixは登録者数の伸び悩みなどにより業績が悪化し、2022年に2度の人員削減を実施しています。5月に150人、6月に300人を解雇しました。

    今年1月19日には、創業者でもあるリード・ヘイスティングス氏がCEOを辞任し、会長に就任。共同最高経営責任者(COO)のグレッグ・ピーターズ氏が後任になると発表されました。