Breaking Travel Newsによると、2022年第4四半期の香港への訪問者数は暫定値ながら35万4865人となり、9月までの9ヶ月間の累計24万9699人を大きく上回った。通年の合計は60万4564人。

入国制限の段階的な緩和を受けて増加したもので、10月には8万524人だったが11月には11万3763人、12月には16万578人となったとのこと。3ヶ月の合計を方面別で見ると、中国本土からが17万3559人と最多で、その他では近場の国々が8万7599人、長距離方面が7万4028人で続いており、直近ではフィリピンや台湾、米国、タイからの訪問が多い状況。

香港政府観光局(HKTB)では、2月から大規模なプロモーションをグローバルで展開していく計画も発表。各市場の状況に応じて段階的に始めていく方針といい、すでに一部の市場では先行してメディアや旅行業界関係者のFAMツアーや商談会も実施しているという。