「全国旅行支援」年明けは1月10日から実施へ 斉藤国交相

斉藤国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、観光需要が集中する年末年始を対象から外していた「全国旅行支援」について、来年は1月10日から実施すると明らかにしました。

観光業界を支援するために10月からスタートした「全国旅行支援」の実施時期をめぐっては、年内は今月27日の宿泊分までとなっていますが、年明け以降の実施時期は明らかにされていませんでした。

これについて斉藤国土交通大臣は「新たな行動制限が必要となる事態が生じないことを前提に、1月10日から実施することにする。旅行者には基本的な感染対策をしっかりと行ってもらい、旅行を楽しんでほしい」と述べました。

旅行代金の割り引き率は現在、40%となっていますが、年明け以降は20%に引き下げられます。

全国旅行支援の実施期間について国土交通省は、国から都道府県に措置した予算がなくなり次第、順次終了するとしていますが、各地で観光の閑散期となる来年3月までは実施できる見通しだとしています。