GLOBETRENDERによると、フェロー諸島ではオーバーツーリズムへの対策やサステナビリティの向上のため、4月末を「メンテナンス期間」として人気観光地を閉鎖しボランティアツーリズム(voluntourism)のキャンペーンを展開している。

2019年に初めて実施したもので、来年は4月20日から22日に予定。人気観光地を閉鎖して通常の旅行者を受け入れない一方、事前登録で当選したボアンティア旅行者100名が地域住民や旅行者のためになる様々な作業に従事。例えば散策路の整備や修繕などに取り組む。

航空券は個人負担だが、国営航空会社の割引は提供。また、現地での宿泊と食事は観光局が提供し、最終日には伝統的な食事や地元のビール、舞踊などを楽しめるイベントも催されるという。