Business Travellerによると、エミレーツ航空はドバイ空港ターミナル3を利用するすべての国際線旅客に生体認証技術を使ったサービスを提供する計画。これまではUAEと湾岸諸国の住民のみを対象としていた。

顔認証技術とAIを組み合わせて搭乗やイミグレーション、ラウンジ入場などに活用するもの。公式アプリやセルフチェックインキオスク、空港カウンターで同意することで利用可能になるという。

こうした「顔パス」の活用は世界で広がっており、BUSINESS TRAVEL NEWSによるとブリティッシュ・エアウェイズはヒースローで、ニュージーランド航空はロサンゼルスでサービスを開始。ニュージーランド航空の事前テストではすでに1000人以上が利用し非常に好評だったという。

このほか、FUTURE TRAVEL EXPERIENCEによると、豪州のパース空港でもシンガポール航空の対象便で試験運用が始まっている。