高松空港で国際線23日再開、韓国から香川県の名所巡り
高松空港で23日、およそ2年半ぶりに国際線が再開する。韓国の格安航空会社(LCC)であるエアソウルのソウル線が週3往復で運航し、2023年1月には台北線の運航も再開する。香川県や高松市はほかの地方空港に比べて早く国際線を再開した優位性を生かして観光客の誘致を進める。
香川県によると、11月中のソウル線の予約率は約85%に達している。23日に韓国から高松空港に到着するソウル線には30人強の団体ツアー客などが含まれ、国の特別名勝・栗林公園や小豆島など香川県の観光名所を2泊3日の日程で訪れるという。
高松空港は国際線の再開後も消毒の実施など、新型コロナウイルス対策を引き続き実施する。再開時期が未定である国際線は上海・香港の2線で、香川県などは再開に向けて働きかけを強める。
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