コロナ禍からのリカバリーが進むにつれて米国では空港ラウンジの混雑が問題となっているが、Forbesによるとデルタ航空(DL)とアメリカンエクスプレスは自社ラウンジの利用時間を制限する施策を導入しはじめている。

DLでは3時間の上限を設けており、幹部は「我々はウィーワークではない」と説明。またアメリカンエクスプレスもセンチュリオンラウンジの利用時間に上限を設定していて、例えばサンフランシスコでは同じく3時間とのこと。DLはディレイや乗り継ぎは例外扱いだが、アメリカンエクスプレスではそうした例外もないという。

Forbesでは混雑について、コロナ禍でリモートワークが浸透してどこからでも働けるようになり、搭乗前に飲み物や食事が無料で快適に過ごせるラウンジで作業をしようとする旅客が増加したためと分析している。