なぜ? 三重が3位の大健闘 公式観光サイトの検索流入数が多い都道府県、2位「東京」、1位は?(1/2 ページ)

» 2022年11月08日 13時47分 公開

仕事に役立つ調査データ:

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 インターネットマーケティング支援を行うフルスピード(東京都渋谷区)は、47都道府県の公式観光サイトを対象にした「自然検索流入数」に関する調査を実施した。その結果、1位は大阪府(46万2535)だった。

観光 47都道府県公式観光サイトの「自然検索流入数」に関する調査 (画像はイメージ)

 本調査は、SEO分析ツールAhrefs(エイチレフス)を活用。47都道府県のもつ公式観光サイトの検索流入数を見てみると、1位が大阪府で、2位の東京都(39万6228)に対して7万ポイントほどの差があった。

観光 47都道府県公式観光サイト 自然検索流入数(月間) (出所:プレスリリース)

 流入上位の11都道府県について、2019年1月以降の検索流入推移を調査したところ、東京都以外の公式観光サイトの流入傾向はほぼ似たような結果に。特に21年11月と22年5月のGoogleコアアルゴリズムアップデートで、ほとんどのサイトが流入減少に転じ、その後に回復の動きを見せている。

 一方、東京都だけが新型コロナウイルスが流行した20年から流入が減少。その後は持ち直しているものの、大きな伸びはまだ見えていないことがうかがえる。

観光 上位11都道府県の検索流入推移

 流入上位だった11都道府県の公式観光サイトについて、19年9月と22年9月の検索流入数を比較し、どの程度の伸びがあるのか見てみると、熊本県が最も高かった。愛知県、新潟県と続いた。東京都は推移の動きが他府県と違うことに加えて伸び率も低調だった。

観光 19年9月と22年9月の検索流入数を比較
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