Travel Weeklyによると、大手クルーズ各社がコロナ禍で直販を伸ばしさらに力を入れようともしているが、旅行会社に怒りや焦りは見られていないという。

直販については、例えばノルウェージャンクルーズラインホールディングスが2023年に直販が旅行会社経由を上回るとの見通しを示し、そこに向けて投資を強化していく方針を示しているところ。

これに対してトラベルアドバイザーは、コロナ禍で発生したクレジット(FCC)の扱いに関する混乱や、アドバイザーの減少とキャパシティの拡大などが原因と分析しており平静を保っているとのこと。

クルーズ会社が引き続き旅行会社重視の姿勢を打ち出して投資も継続していることや、直販を選ぶのは価格志向の旅行者でトラベルアドバイザーのターゲットではないことなども要因という。