「GoToトラベル」補塡、2億円が過大支給 「期間外」や「二重」など

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
GoToトラベルのウェブサイト
GoToトラベルのウェブサイト

 新型コロナウイルス禍の国の観光振興策「GoToトラベル」事業が中断した2020年11月以降、旅行予約のキャンセルによる事業者の損害を補塡(ほてん)するため国費から支払われた「取消料対応費用」のうち約1万件・総額2億円超が、対象期間外申請や二重申請への過大支給だったことが会計検査院の検査で判明した。検査院は12日、観光庁に対し、申請した旅行会社などに過大分を返納させるよう求めた。

 「GoToトラベル」は旅行需要喚起を目的に20年7月にスタートしたが、感染が再拡大した同11月下旬から各地で一時停止。その後、全国一斉に停止となり、緊急事態宣言に伴い21年1月以降も停止が延長された。

この記事は有料記事です。

残り607文字(全文899文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月