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 2030年をめどに開港以来初めて、国際線の定期便が就航する見通しとなった神戸空港。実際に就航した場合、海外のどこの国まで行けるのだろうか。

 関係者によると、同空港の滑走路の長さは2500メートル。国際便が飛ぶ関西空港(4千メートルと3500メートルの2本)に比べるとかなり短い。大量の燃料を積んで遠距離を飛ぶ機体を離陸させるためには長い滑走路が必要で、2500メートルなら中型機による近距離便が現実的という。

 神戸空港に就航しているのは主に米ボーイング社のB737-800型。2500メートルの滑走路なら航続距離は約5千キロという。これを単純に計算すれば、韓国や台湾、中国・上海のほか、グアムやサイパン、ベトナムやタイ、シンガポールまで到達できるとみられる。

 燃費効率の高いエンジンを載せた欧州エアバスなどの機体であれば、神戸空港からでも欧州や米国のほぼ全土へ直行できるとの見方もあるという。

 就航先について神戸市の担当者は「各航空会社の判断などによるので、具体的な議論はしていない」としている。(名倉あかり)

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