ANA、羽田―フランクフルト線を増便 22年度冬期
全日本空輸(ANA)は13日、欧州路線の2022年度冬期(22年10月30日~23年3月25日)の運航計画を発表した。羽田―フランクフルト線を現在の週10往復から14往復に増やす。週7往復している羽田―ロンドン線や週3往復の羽田―パリ線は便数を維持する。羽田―ミュンヘン線や羽田―ウィーン線は運休を続ける。
成田―ブリュッセル線は現在週2往復運航しているが、需要動向を踏まえて22年12月~23年1月の一部期間のみの運航に減らす。ロシアのウクライナ侵攻が続いていることを受け、ロシア上空を飛ぶ通常の欧州路線の航路は迂回する。往路は米アラスカ上空などを通る「北回り」、復路は中央アジア上空などを飛ぶ「南回り」の航路で飛行する。
2020年度計画に対する運航便数の割合である運航率は、国際線全体で22年11月が39%、12月~23年3月(25日まで)は各月38%となる。
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