中国四川省の成都、ロックダウン導入へ 上海以降で最大規模

中国四川省の成都、ロックダウン導入へ 上海以降で最大規模
9月1日 中国の四川省省都・成都市は1日、住民2120万人を対象にロックダウン(都市封鎖)を導入すると発表した。2020年9月、成都市で撮影(2022年 ロイター/Tingshu Wang)
[深セン(中国) 1日 ロイター] - 中国の四川省省都・成都市は1日、住民2120万人を対象にロックダウン(都市封鎖)を導入すると発表した。市内で4日間にわたり新型コロナウイルスの大規模検査を実施する。
1日午後6時から原則として全住民の外出を禁止する。一日一回、一世帯につき一人のみ生活費需品の買い物を認める。
今年2カ月間にわたって行われた上海のロックダウン以降で最大規模の都市封鎖となる。検査終了後にロックダウンが解除されるかは不明。検査は4日に終了する予定。
必要不可欠ではないと判断された業種の従業員は在宅勤務を求められる。必要な場合を除いて市外に出ることは認められない。通院など特別な事情で外出する場合は地元職員の許可を得る必要がある。
重要な製造業で隔離体制を取れる場合は、在宅勤務の義務を免除される。
フライトマスターのデータによると、成都発着の航空便は運航本数が激減。成都双流国際空港では現地時間午前10時時点で、全体の62%に相当する398便が欠航となった。

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