ヨーロッパ観光委員会、日本市場の復活へプロモーション本格化、ツーリズムEXPOには16カ国の観光局が出展

ブリュッセルに本部を置く欧州観光委員会(ETC)は、旅行業界と消費者の双方に向けて最新情報を提供するなど需要喚起に取り組んでいる。日本の消費者向けには、2022年秋にインスピレーションキャンペーン「Europe Invites the Curious(私の好奇心をくすぐるヨーロッパ)」を開始する予定だ。各国のウェブサイトやソーシャルメディアなどデジタルツールを活用し、欧州の魅力の核となる「都市」「カルチャー」「食文化」に焦点を当てたキャンペーンを展開する。

ETCは、水際対策の緩和、航空座席供給量の回復、リベンジ消費などから、日本から欧州への旅行者数は、2022年は2019年(約500万人)の35%、2025年にはコロナ前の水準に回復すると予測している。

欧州各国の観光局でも、日本からの旅行需要の回復に向けて本格的なプロモーション活動を再開する。2022年9月22~25日に開催される「ツーリズムEXPOジャパン2022」の欧州共同ブースでは、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、ポーランド、ポルトガル、スイスの7か国が出展するほか、クロアチア、キプロス、エストニア、ラトビア、リトアニア、アイスランド、イタリア、マルタ、スペインの各国は独自ブースを展開する。

私の好奇心をくすぐるヨーロッパ

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