JAL・ANA、上期の国際線旅客は1%減の702万人、太平洋線好調
▽NHは北米・ホノルル線強化、座席供給量は24.3%増に
NHはJLほど詳細な方面別実績を出していないが、旅客数は北米・ホノルルで14.5%と大きく増加。欧州線は1.1%減とわずかに前年割れし、アジアは9.4%減となった。
ASKでも、北米・ホノルルで24.3%増と大幅に増加。アジアは3.0%増、欧州は2.5%減とした。これに対してRPKは北米・ホノルルが16.7%増、欧州が1.2%減、アジアが1.5%減となり、利用率は北米・ホノルルが5.0ポイント減の77.2%、欧州が1.0ポイント増の76.2%、アジアが3.3ポイント増の71.8%となった。
なお、アジアは旅客数が9.4%減であるのに対し、旅客数と旅客の輸送距離を掛けた数値であるRPKは1.5%減に留まっていることから、短距離路線の旅客減または長距離路線の旅客増が見て取れる。
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