チャーター本数、3Q累計は22%減-外航、タイや中国など増加
▽方面別チャーター、タイ、中国、ロシア、アメリカが増加
方面別でみると、外航の場合、タイが299本増の317本、中国が265本増の1233本、ロシアが116本増の622本、アメリカが87本増の353本と大きく本数を増やした。JATAによると、オープンスカイが実施されていない地域に定期チャーターを運航することで、増加したケースが多いという。タイはHISによる8Bの定期チャーターで増加。HISによると、3月14日から5月、7月から11月の期間で約180本をデイリー運航した。中国は9Cや中国国際航空(CA)、中国南方航空(CZ)が定期チャーターを実施。また、日本発が35本増の510本となったのに対し、外国発は230本増の723本と大きく増加した。
ロシアはウラジオストク航空(XF)が11年夏に成田/ペトロパブロフスク・カムチャッキー間を、冬スケジュールで成田/ユジノサハリンスク間など定期チャーターで運航。アメリカは大韓航空(KE)が各地からグアムやホノルルに計110便を運航した。
一方、日系の場合はパラオが8便増の92便、スロベニアが2便増の7便、カンボジアと台湾が2便増の4便、ベトナムが2便純増となった。