おすすめポイント 南アフリカン・キュイジーヌ


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世界の味が融合する南ア料理 歴史がそのまま反映したバラエティ 南アフリカグルメとは南アフリカの歴史によって育まれた多様な文化は、もちろん食にもおよびます。ヨーロッパ、インドネシア、マレーシアなどから移住してきた人々によってアレンジされた異国料理がアフリカの伝統料理に融合したものが、南アフリカン・キュイジーヌであるといえるでしょう。

アフリカの正統な料理は肉類が多く用いられ、バーベキューやポイキと呼ばれるポットで煮込んだシチューが主流です。また、ケープ料理として知られるのは「ケープ・マレー料理」で、その昔南アフリカに上陸したマレー人の影響で香辛料をたくさん使って作る料理が定着したものだと言います。

ひき肉を使ったカレーのような「ボボティ」はその代表例です。主食は「パップ」と呼ばれる乾燥したトウモロコシ粉を炊いたもの。伝統的な味ですが、今でも多くの人々に食されています。

南アフリカの料理はシニアや小さな子供のいる家族連れにも問題なく対応できるバラエティが自慢なのです。

不老不死の妙薬?南アフリカ原産の健康茶 今話題のルイボスティー
健康ブームの日本でも再び注目を浴びるようになったルイボスティーは、ケープタウンの北360㎞に位置するセダーバーグの特産品です。

紅茶や緑茶と違い、茶葉からできるのではなくマメ科の針葉樹の葉を発酵させ、乾燥させたもの。ミネラルを多く含み、アトピーなどのアレルギー症状の改善や鎮静効果があり、また成人病をも予防するといわれることから、南アフリカでは長寿の飲み物として人々から愛されています。カフェインを含まずビタミンCもたっぷり、美容効果も期待できる健康飲料なのです。

南アフリカでは気軽にスーパーマーケットで廉価で購入が可能。旅のお土産に、ぜひご紹介ください。また、北ケープ州にあるクランウィリアムという街にはルイボスティーの工場があり、葉の収穫やお茶ができるまでの過程を見学することもできます。
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注目の南アワイン ワイナリー訪問やレストランで舌鼓 南アフリカワイン南アフリカでのワイン製造は意外に歴史が深く、なんと17世紀にまでさかのぼります。ヨーロッパからの入植者がヨーロッパ種のぶどう畑を造ったのがはじまりで、国を追われたフランスのユグノー派がこれを用いて本格的なワイン造りを開始したのです。

ワイナリーやブドウ畑が見られるワインルートはブドウ作りに適した気候の西ケープ州、ケープタウン東側一帯に集中しており、芳香豊かなワインを堪能するワイン産地巡りのツアーを企画することも可能。高級レストランを擁する5つのワイナリーがあるコンスタンシア・ルートをはじめ、名門大学や300にも及ぶワイナリーが点在するステレンボッシュ、ユグノー派によってワイン製造が始められ南ア随一のグルメタウンとしても知られるフランシュフックなど、ワイン好きには垂涎の訪問地となるでしょう。ケープタウンに訪れた際は、足を伸ばして美味しいワインを味わってみてはいかがでしょうか。

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内陸の都市でシーフード?ヨハネスブルグで新鮮な寿司

東から西へ、海岸線で囲まれた南アフリカはシーフードがおいしい場所として知られています。特にケープタウンではイカやロブスターなどが有名ですが、実は内陸部のヨハネスブルグも高品質のシーフードが食べられることは意外と知られていません。

ケープタウンで水揚げされた新鮮なシーフードは、毎日朝一の便でヨハネスブルグまで空輸されます。その日に獲れたシーフードが鮮度の落ちない数時間のうちにヨハネスブルグ市内の料理屋に運ばれるので、ケープタウンで食べるものと変わらぬおいしさが保証されています。それがヨハネスブルグにシーフードやお寿司、新鮮なお刺身を提供する和食料理屋がある理由なのです。

和食だけではなく、西洋の文化が融合した南アフリカ料理でも多くの魚介類を使うので、そうしたレストランでもおいしいシーフードを堪能できます。ヨハネスブルグに行ったら、ぜひシーフードにトライしてみましょう。

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