VIVA STUDENT
海外教育旅行メールマガジン 3月号
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シンガポール政府観光局 海外教育旅行を成功させるための提案

意外? シンガポールで自然学習 市街に隣接の大自然

自然をテーマに環境を学ぶ
教育旅行のテーマに取り上げられることが多いのが、自然学習。都市のイメージが強いシンガポールではそれは無理なように見えますが、実は自然保護区や公園が数多くあるのです。 東南アジアのハブであり、地下鉄も走るモダンな都会の中に、あるいは車をほんの20分ほど走らせ郊外へ。これだけ発展した都会でありながらすぐ付近に自然が残され共存しているのも、 シンガポールならでは。環境と開発との関係を学ぶうえでとてもよいモデルとなることでしょう。

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自然公園で街と自然の対比を学ぶ
開発された都会のすぐ近くでありながら自然が多く残る地区を訪ねます。たとえば、中心地から12kmほどの場所に位置するブキ・テマ丘は、総面積81ヘクタールにもおよぶ広大な熱帯雨林保護区。 原始の時代から残された熱帯の森を40分から最長で2時間ほどかけて歩くトレッキングコースがあり、そこを専門ガイドによる解説を聞きながら散策する教育プログラムもあります。
また、マレーシアとの国境付近、ジョホール海峡に面した大湿地帯スンガイ・ブロー自然公園には、うっそうと繁るマングローブにウォーキングトレイルを敷設。 ビジターセンターでは周囲の生態系を学ぶことができるオーディオ・ビジュアル・ショーが上映されています。
もう少し自然と人々のかかわりを見てみたい向きには、ウビン島がお勧め。チャンギ・ポイント・フェリー・ターミナルからフェリーで約10分ほどの場所に浮かぶこの島には、 シンガポール国内唯一のマレーの生活様式が残る村があります。村人の生活は昔のままで、植物の用法なども伝統的。キャンプやマリンスポーツなどのアクティビティと組み合わせて、 自然の中で生きる人々の生活をのぞいてみましょう。

・ブキ・テマ自然保護区 www.nparks.gov.sg
・スンガイ・ブロー自然公園 www.sbwr.org.sg
・ウビン島: www.nparks.gov.sg

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ファームで現代のテクニックを学ぶ
シンガポールの農産物で特に知られているのは、ランの花でしょう。ラン農園のオーキッドビルでは、色とりどりの美しいランが観察できるだけでなく、 カフェレストランや研究室を備えラン交配の実演、自分で交配を行う体験学習やラン料理などの試食といった、参加型のアクティビティも可能です。 200人程度の大型グループの受け入れが可能なのもうれしい限りです。
また、アジアで初めて植物の根を空気中に浮かせて栽培する「アエロポニクス」で野菜栽培をするファーム、アエログリーン・テクノロジーでは、 約1時間の教育プログラムを実施しています。アエロポニクスの理論や土の開墾技術など、非常に学術的ではあるものの、 この栽培法を導入したことによるシンガポールの農業への影響などを的確に学ぶことができます。
ほかにも、北部には熱帯魚の養殖やヤギ農場など、ファームステイに対応している施設がいくつかあります。日本にも輸出されている畜産物などを見ることで、 シンガポールとのかかわりを学習するよい素材にもなりそうです。

・オーキッドビル www.orchidville.com
・アエログリーン・テクノロジー www.aerogreentech.com.sg

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お知らせ
「第2回海外修学旅行セミナー」(トラベルビジョン企画主催)が4月15日(土曜)、午後3時から、東京・霞ヶ関ビル33階東海大学校友会館で開催されます。 シンガポール政府観光局も、プレゼンターとして参加いたします。当日は、パワーポイントなどを使いながら、最新のシンガポールの修学旅行情報をご案内させていただきます。 なお、同セミナーにご参加ご希望の場合は、学校名、参加される先生のお名前、FAX番号をご記入の上、トラベルビジョン企画までFAX03−3238−5386でお送りください。


日本語Webサイトで情報を提供しています
シンガポール政府も修学旅行受け入れに力を入れています。 シンガポール政府観光局の運営するウェブサイトでも日本語での教育旅行に係わる情報を得ることができます。ぜひご覧ください。
www.singaporeedu.gov.sg
www.visitsingapore.com
シンガポール政府観光局