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マレーシアで、どんな体験学習をしたのですか? |
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本学院では、高校1年生の秋と校外学習(遠足)も、3コースから生徒自身が選択できる方法を採用しています。その流れとして高校2年生でも、修学旅行の選択性を導入し、生徒やその保護者から大好評を得ています。
やはり、これからは生徒ひとりひとりの気持ちを尊重する学校が生き残っていくのではないでしょうか。
本学院は、すべての面で生徒の立場からの視点を第一に考えています。
マレーシアでの体験学習は3コース設定しました。
Aコースは、本学院の併設校でもある文京学院大学(男女共学)が姉妹校提携しているマレーシア国立マラ工科大学で「マレー語講座・マレー料理実習・マレー舞踏」を体験します。大学の専門の先生方が直接、指導してくれる内容で、非常に評判が良い、高校生としてお奨めする内容です。
Bコースは「FRIM森林研究所・新行政都市プトラジャヤ・電脳都市サイパージャヤ」の訪問です。FRIMでは、今なお残る太古の森、マレーシアの自然を身体全身で感じることができる貴重な施設です。一方、ペトロナス・ツインタワーと並ぶ近代マレーシアの象徴、プトラジャヤやサイパージャヤを見学するコースも含まれています。
Cコースは、最近、日本で人気急上昇中の「カンポン・ビジット(マレー村訪問)・シラット(マレー空手)体験」です。
現地の人々の日常生活を共にする、まさしくこれぞ異文化体験。
最初は誰もが、ぎこちなくふるまっているが、受け入れてくれた家庭の本当の心に接した途端、「驚きから感動に変わる旅」へ。
そして時が経ち、帰る際には「こんなに楽しいのに、もう帰るの」と生徒の口から、名残惜しさがいっぱいとなってしまった。
次回は「1泊2日のホームスティがいいなあ!」と参加した生徒が、全員異口同音に言ったのが、とても印象的でした。
この3コースをアレンジしてくれたのが、私の友人でもあるマレーシア・ホームスティプログラム協会会長のサハリマン・ハムダン氏でした。
もう一つの大きな目的である学校交流では、クアラルンプールの洒落た住宅街アンパン地区にある本学院の姉妹校、公立のアンパン女子高校に訪問した。
学校交流では、出発数ヶ月前からメールや手紙で、数回生徒同士が連絡を取り合ってから実施しているので、はじめて会うという気がしない。
そのため、うちとけるのも早い工夫をしており、相手の歓迎も、シラット演技やマレー模擬結婚式、3民族(マレー系・中華系・インド系)のファッション・ショーなど、とにかく盛りだくさん。
1日があっというまに過ぎてしまった交流会でした。日本に帰国しても友人として、今後もずっと、お付き合いをしている生徒も多くいます。
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シラットを体験する


シラットの型を真剣に学ぶ生徒達


ホームビジットで、村の人達と一緒に遊ぶ生徒達
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