エポスカードに自動付帯される海外旅行保険の保障内容と条件

エポスカードに自動付帯される海外旅行保険の保障内容と条件

エポスカードの海外旅行保険についてこんな疑問を持っていませんか?

  • エポスカードの海外旅行保険って自動付帯?
  • 補償内容は?
  • 家族も対象になる?

エポスカードの海外旅行保険は、2023年10月に「最高500万円の自動付帯→最高3,000万円の利用付帯」に改定されました。
利用付帯といっても1円以上の旅行代金をエポスカードで支払えば適用されるうえ、補償額も大幅に増額されているため改良されたといえます。

そこでこの記事では、エポスカードのおすすめポイントや、エポスカードに付帯している海外旅行保険の内容や対象者について詳しく紹介します。
エポスカードを利用して、海外旅行保険の補償をより充実させる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1.エポスカードのおすすめポイント|即日発行、最高3,000万円の海外旅行保険が付帯、年会費無料

エポスカードのおすすめポイント|即日発行、最高3,000万円の海外旅行保険が付帯、年会費無料

まずはエポスカードのおすすめポイントを8つ紹介します。

  1. 即日発行
  2. 年会費無料なのに最高3,000万円の海外旅行保険が付帯
  3. キャッシュレス・メディカルサービスに対応
  4. 付保証明書を発行してもらえる
  5. 海外のATMからエポスカードで現地通貨が引き出せる
  6. 世界38都市以上の現地デスクでサポートを受けられる
  7. 不正利用対策も万全
  8. 優待特典が充実している

では8つのポイントについて、それぞれ詳しく説明します。

1-1.即日発行|マルイ店舗で申込当日にカードを受け取れる

エポスカードは、土日祝でも即日発行してもらえます。
ネットから申し込んだ場合、以下の流れで申込当日にカードを受け取ることができます。

【エポスカードの即日発行の流れ】

  1. PC・スマホから申し込む際に「店舗・施設で受取」を選択する
  2. 審査結果がメールで届く
  3. マルイ店舗のエポスカードセンターでカードを受け取る

カードの受け取りには、運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの公的書類が必要なので、必ず持参しましょう。
またカードの受取時に振替用口座のキャッシュカードを持参すると、エポスカードセンターで口座振替の手続きにも対応してもらえます。

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1-2.年会費無料なのに最高3,000万円の海外旅行保険が付帯|海外での必要性の高い補償が充実

年会費無料なのに最高3,000万円の海外旅行保険が付帯|海外での必要性の高い補償が充実

エポスカードの海外旅行保険は、他のカードに比べて充実しています。

年会費が無料~524円(税込)のクレジットカードの海外旅行保険の内容

カード名 おすすめエポスカード 楽天カード 三井住友カード(NL) 「ビュー・スイカ」カード
年会費(税込) 無料 無料 無料 524円
傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円 最高2,000万円 最高2,000万円 最高500万円
傷害治療 200万円 200万円 50万円 50万円
疾病治療 270万円 200万円 50万円 50万円
賠償責任 3,000万円 3,000万円 2,000万円 3,000万円
救援者費用 100万円 200万円 100万円
携行品損害 20万円 15万円

補償内容も、海外で必要になることが多い疾病や携行品損害を重視したものになっています。

  • 海外での慣れない食事で入院してしまった→最高270万円までの治療費や入院費、薬代を補償
  • 観光中にデジカメを落としてしまった→自己負担3,000円で損害額を補償

エポスカードは年会費が無料なので、維持費も一切かかりません。
また海外旅行保険の適用条件も「旅行代金をエポスカードで1円以上支払う」だけなので、無理なくクリアすることができます。

健康に自信があっても、海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。
列車やバスなどの交通事故にも、いつどこで巻き込まれるかもわかりません。
こうした予期できないトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入しておくことをおすすめします。
引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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1-3.キャッシュレス・メディカルサービスに対応|自己負担なしで治療を受けられる

キャッシュレス・メディカルサービスに対応|自己負担なしで治療を受けられる

キャッシュレス・メディカルサービスとは、現地の病院で費用を負担することなく、治療を受けられるサービスです。
治療費はエポスカードの保険会社から病院に直接支払われる仕組みになっているため、「現地の病院で立て替え払いをして、後日保険金を請求をする」といった手間を省けます。

海外旅行中にケガや病気の治療が必要になった場合は、エポスカードの海外旅行保険事故受付センターに連絡すれば、最寄りの適切な病院を紹介してもらえます。
連絡の際に以下の内容を伝える必要があるので、出発前に準備をしておきましょう。

  • 氏名
  • 現在滞在中のホテルもしくは現地連絡先
  • エポスカード会員番号
  • エポスカードのご利用明細(レシート・領収書)または、ご利用代金明細書・お支払い履歴照会ページ
  • 日本出国日が確認できる資料(航空券、パスポート等)
  • 日本国内の連絡先住所、電話番号

エポスカードの緊急医療アシスタンスサービスについては、こちらで詳しく紹介しています。
4.エポスカードの緊急医療アシスタンスサービス

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1-4.付保証明書を発行してもらえる|留学やワーキングホリデーも補償の対象

海外旅行保険の付保証明書を発行してもらえるため、90日以内の留学やワーキングホリデーの保険としても利用できます。
付保証明書とは、海外旅行保険に加入していることを証明するもので、次のような場合に提示を求められることがあります。

  • 留学先への提出用
  • ワーキングホリデーのビザ申請時
  • 海外旅行保険の加入が義務付けられている国への入国時

医療費の未払いを防ぐために、海外旅行保険への加入を義務化している国もあります。
氏名が記載された「英文付保証明書」が必要な人は、出発の2週間前までに「エポスカード海外旅行事故受付センター」へ連絡しましょう。

【エポスカード海外旅行事故受付センター】

  • 電話番号:0120-11-0101
  • 受付時間:24時間受付

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1-5.海外のATMからエポスカードで現地通貨が引き出せる|両替よりお得

海外のATMからエポスカードで現地通貨が引き出せる|両替よりお得

エポスカードは海外キャッシングにも対応しています。
海外キャッシングを利用するメリットは次の3つです。

  • 両替の手間を省ける
  • 手数料を安く抑えられる
  • 大金を持ち歩く必要がない

エポスカードがあれば海外のATMから現地通貨を引き出せるため、大金を持ち歩く必要もなく、両替の手間もかかりません。
また空港で両替をするより、手数料も安く抑えられます。

現地通貨を日本円で5万円分用意する場合の手数料等

行き先(通貨) 空港で両替
(両替手数料)
海外キャッシング
(利息+海外ATM手数料)
韓国(ウォン) 8,141円 どこの国でも1,206円
(利息986円※1+海外ATM手数料220円)
台湾(ドル) 6,130円 どこの国でも1,206円
(利息986円※1+海外ATM手数料220円)
タイ(バーツ) 5,590円 どこの国でも1,206円
(利息986円※1+海外ATM手数料220円)
ハワイ(米ドル) 1,808円 どこの国でも1,206円
(利息986円※1+海外ATM手数料220円)

※両替手数料は、ウォン16.3%、台湾ドル12.3%、バーツ11.2%、米ドル3.6%で算出
※海外キャッシング時の両替手数料は、エポスカードが全額負担
※海外キャッシングのATM手数料は、利用金額1万円以下は1件110円(税込)、利用金額1万円超は1件220円(税込)
※海外キャッシングの金利は実質年率18.0%
※1:40日後に支払った場合
参考サイト:https://www.eposcard.co.jp/

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1-6.世界38都市以上の現地デスクでサポートを受けられる|現地スタッフが日本語で対応

海外旅行に役立つサービスが充実しているのもエポスカードの魅力の一つです。
世界38都市以上に海外サポートデスクがあり、次のようなサービスを受けられます。

  • 現地の最新情報や空港、ホテルなどの案内
  • レストランや観劇、コンサート、スポーツ観戦などの予約、手配
  • パスポートの紛失、盗難時の手続き方法を日本語で案内

海外サポートデスクでは、現地スタッフがすべて日本語で案内してくれるため、快適な旅を楽しめます。
また現地サポートデスクの営業時間外は、東京の海外緊急デスクに「24時間・年中無休」で対応してもらえるので安心です。

エポスカードの緊急医療アシスタンスサービスについては、こちらで詳しく紹介しています。
4.エポスカードの緊急医療アシスタンスサービス

1-7.不正利用対策も万全|もしもの時も61日前にさかのぼって全額補償

不正利用対策も万全|もしもの時も61日前にさかのぼって全額補償

不正利用を防ぐ対策も万全なので、海外でも安心して使うことができます。

【エポスカードの不正利用を防ぐ対策】

  • 偽造されにくいようにICチップを搭載
  • カード番号や名前を裏面に記載
  • カードの利用通知をメールやアプリで受け取れる
  • 不正検知システムで不自然な利用がないかを監視
  • エポスアプリやエポスNetにログインするたびにメールでお知らせ
  • タッチ決済機能搭載でカードの受け渡しによるスキミングなどを防げる

万が一、不正利用をされた場合は、盗難・紛失手続きをした日を含めて61日前にさかのぼって損害を全額補償してもらえます。
海外でエポスカードの紛失・盗難に遭った場合は、すぐにエポスカード紛失受付センターへ連絡しましょう。

海外からのエポスカード紛失受付センターへの連絡先については、こちらをご覧ください。
https://www.eposcard.co.jp/info/

1-8.優待特典が充実している|全国10,000店舗以上の優待割引&マルイの買い物が10%OFF

優待特典も充実していて、全国10,000店舗以上で次のような割引を受けられます。

【エポスカードの主な優待特典】

  • 飲食店の優待割引
  • 富士急ハイランドなどの遊園地の入場料の割引優待
  • 美容院やネイル、温泉の優待割引
  • カラオケ館やビッグエコーなどのルーム料金が20~30%OFF
  • イオンシネマのチケットがエポトクプラザからの事前購入でいつでも1,400円(一般価格1,800円)
  • 「マルコとマルオの優待」で期間中の買物が何度でも10%OFF&いつでも配送料無料

「マルコとマルオの優待」が実施されている期間は、マルイ店舗とマルイのネット通販「マルイウェブチャネル」での買い物が何度でも10%OFFになります。
エポスカードで支払えば「マルイウェブチャネル」での買い物がいつでも送料無料になるので、近くにマルイの店舗がない人も気軽にショッピングを楽しめます。

2.エポスカードに自動付帯される海外旅行保険の保障内容|最高3,000万円の利用付帯に改定

エポスカードに自動付帯される海外旅行保険の保障内容|最高3,000万円の利用付帯に改定

次にエポスカードの海外旅行保険の補償金額や、対象者、旅行期間、支払い条件について、それぞれ詳しく紹介します。

2-1.エポスカードの海外旅行保険の保障内容・金額|改定により傷害死亡・後遺傷害と賠償責任が増額

エポスカードの海外旅行保険は、2023年10月1日に「適用条件」や「補償内容」の一部が、以下のように改定されています。

エポスカードの海外旅行保険の内容

保険の種類・条件 改定前 改定後 備考(限度額)
適用条件 自動付帯 利用付帯
傷害死亡・後遺傷害 最高500万円 最高3,000万円
傷害治療費用 200万円 200万円 1事故につき
疾病治療費用 270万円 270万円 1疾病につき
賠償責任(免責なし) 2,000万円 3,000万円 1事故につき
救援者費用 100万円 100万円 会員資格期間につき
携行品損害(免責3,000円) 20万円※ 20万円※ 1旅行・会員
資格期間につき

※携行品1つあたり10万円程度、乗車券等は合計5万円程度
※改定前の補償は2023年9月30日(土)以前に日本国内の住居を出発の場合に適用
※改定後の補償は2023年10月1日(日)以降に日本国内の住居を出発の場合に適用

変更点は「適用条件」「傷害死亡・後遺傷害の補償額」「賠償責任の補償額」の3つです。
適用条件は次のように改定されています。

  • 改定前(自動付帯):カード利用の有無にかかわらず海外旅行傷害保険が適用される
  • 改定後(利用付帯):旅行代金をエポスカードで支払うことで海外旅行傷害保険が適用される

利用付帯に改定されましたが、エポスカードで旅行代金を1円以上支払えば適用されるので、それほど大変ではありません。
対象になる旅行代金については、以下の表をご覧ください。


引用元:https://www.eposcard.co.jp/benefit/

「傷害死亡・後遺傷害」の補償額は、500万円から3,000万円に大幅に増額されています。
また「賠償責任」の補償額も、2,000万円から3,000万円にアップしているため、改定前よりも手厚い補償を受けられます。

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2-2.エポスカードの海外旅行保険の対象者。家族は対象になる?

エポスカードの海外旅行保険の対象者は「本人のみ」で、家族は対象になりません。
ただし2つに当てはまる場合は、家族にも保険が適用されます。

  • 代表者がエポスカードで旅行代金をまとめて支払う
  • 海外旅行に同伴する家族がエポスカードを持っている

家族全員がエポスカードを持っている場合、代表者がエポスカードで旅行代金を支払うことで、同伴する家族全員に保険が適用されます。
年会費も無料なので、海外旅行出掛ける前には、家族全員分のエポスカードを作っておくのがおすすめです。

Q.家族やグループで海外旅行に行く場合、海外旅行傷害保険の適用はどうなりますか?
A.代表者の方がエポスカードでまとめてお支払いいただくことで、保険適用となります。
その場合にはご家族・グループの同伴者全員がエポスカードをお持ちいただいていることが条件となります。
引用元:https://faq.eposcard.co.jp/faq/

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2-3.エポスカードの海外旅行保険で対象となる旅行期間|1旅行につき最長90日間

エポスカードの海外旅行保険で対象となる旅行期間|1旅行につき最長90日間

エポスカードの海外旅行保険の対象となる旅行期間は、「1旅行につき、日本を出国してから最長90日間」です。
ただし海外旅行保険の対象となる旅行期間は、旅行代金を支払うタイミングによっても以下のように異なります。

【旅行代金を支払ったタイミング別】エポスカードの海外旅行保険で対象となる旅行期間

エポスカードで
旅行代金を支払ったタイミング
海外旅行保険の対象となる旅行期間
日本出国前 日本を出国した日の翌日から90日間
(自宅を出発してから帰着するまでの間かつ
出国前日0時~日本入国の翌日24時まで)
日本出国後 旅行代金をエポスカードで支払った日から90日間
(初めてエポスカードで旅行代金を支払った時から
帰着するまでの旅行期間かつ
日本に入国した翌日24時まで)

エポスカードの海外旅行保険は、次の2つに当てはまる場合に適用されます。

  • カードの加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発する
  • エポスカードで旅行代金を支払う

出国前にエポスカードで旅行代金を1円でも支払っておけば、出発から帰着までの間はずっと保険が適用されます。
カード発行日の翌日以降の旅行が対象なので、旅行の前日までにはカードを作って、旅行代金の支払いを済ませましょう。

2-4.エポスカードの海外旅行保険の各種支払い条件

海外旅行保険は、補償の種類によっても支払い条件が異なります。
どういう場合にどんな補償を受けられるのかを、旅行に出掛ける前にチェックしておきましょう。

【傷害死亡】の支払い条件

海外旅行中の偶然な事故によるケガが原因で、事故の発生日を含む180日以内に死亡した場合に支払われます。
傷害死亡の保険金3,000万円を、法定相続人が受け取ることができます。

【後遺傷害】の支払い条件

海外旅行中の偶然な事故によるケガが原因で、事故の発生日を含む180日以内に後遺障害が生じた場合に支払われます。
後遺障害の程度に応じて、3%~100%を受け取ることができます。

【傷害治療費用】の支払い条件

海外旅行中の偶然な事故によるケガが原因で、医師の治療を受けた場合に支払われます。
事故の日から180日以内に要した次のような費用が「傷害治療費用」の対象になります。

  • 診察代や入院費
  • 治療のために必要になった通訳雇入費用や交通費
  • 入院のために必要になった身の回りの品の購入費や国際電話の通信費
  • 医師の治療を受けた結果、旅行行程からの離脱や復帰にかかった費用
  • 保険金請求のために必要な医師の診断書費用

治療費だけでなく、治療のために必要になった通訳雇入費用や交通費も負担してもらえます。

【疾病治療費用】の支払い条件

海外旅行開始から海外旅行終了後48時間以内に発病した疾病が原因で、旅行期間終了後48時間を経過するまでに医師の治療を受けた場合に支払われます。
旅行期間中に、コレラ、ペスト、天然痘、発疹チフスなどの特定の伝染病に感染し、旅行期間終了後14日以内に医師の治療を開始した場合も含まれます。

【賠償責任】の支払い条件

海外旅行中に誤って他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりして損害を与え、法律上の損害賠償責任を負われた場合に支払われます。
「レンタル業者から保険契約者または被保険者が直接借用した旅行用品または生活用品」や「ホテルの客室のルームキー・セーフティーボックスのキー」なども、賠償責任の対象になります。

【携行品損害】の支払い条件

海外旅行中に携行品が盗難・破損·火災などの偶然な事故にあって損害を受けた場合に支払われます。
被保険者の所有するものだけでなく、旅行開始前に被保険者が旅行のために他人から無償で借りたものも、携行品に含まれます。

【救援者費用】の支払い条件

海外旅行中に被保険者が次のような状態になり、家族が駆けつけるために支出した費用のうち、社会通念上妥当と認められる金額が支払われます。

  • 旅行期間中のケガによる事故後180日以内に死亡した
  • 疾病により旅行期間中に死亡した
  • 旅行期間中に発病した疾病による旅行期間終了後30日以内に死亡した
  • 旅行期間中のケガまたは疾病により7日間以上の入院が継続
  • 旅行期間中の被保険者の山岳遭難、搭乗機・船舶の行方不明・遭難
  • 旅行期間中に偶然な事故で被保険者の生死が確認できない
  • 旅行期間中に偶然な事故で緊急な捜索救助を要すると警察等が確認した

家族の渡航費用だけでなく、滞在が必要になった場合の宿泊費用、捜索救助費用なども、救援者費用の対象になります。

3.エポスカードの海外傷害保険に関する問い合わせ先|エポスカード海外旅行保険事故受付センター

エポスカードの海外傷害保険に関する問い合わせ先|エポスカード海外旅行保険事故受付センター

エポスカードの海外傷害保険に関する問い合わせ先は、「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」です。
出発前や帰国後は、日本国内の窓口で対応してもらえます。

【日本国内の窓口(エポスカード海外旅行保険事故受付センター)】

  • 電話番号:0120-11-0101
  • 営業時間:24時間受付・年中無休

海外から問い合わせ先は、滞在地によって以下のように異なります。

エポスカードの海外傷害保険の海外旅行中の窓口

滞在地 電話番号
アメリカ
(本土・ハワイ・グアム・サイパン)
1-833-950-0897
アルゼンチン 0800-777-0122
カナダ 1-833-907-7770
コロンビア 01-8009-812126
ブラジル 0800-761-0221
メキシコ 01-800-123-3303
ペルー 0800-53-283
中国 4001-203742
香港 800-90-0373
台湾 00801-81-2779
韓国 00798-81-1-0834
シンガポール 800-8110-834
インドネシア 007803-81-1-0041
タイ 1800-011-221
フィリピン 1-800-1-8110329
ベトナム 120-81-048
オーストラリア 1-800-718-262
ニュージーランド 0800-64-0366
アラブ首長国連邦 800-081-0-0147
イギリス 0808-23-44040
イスラエル 1-80-946-5204
イタリア 800-7-88992
オーストリア 0800-298840
ギリシャ 00-800-8113-0140
スイス 0800-89-6009
スウェーデン 020-790-259
スペイン 9009681-93
チェコ 800-142-429
デンマーク 8025-4545
ドイツ 0800-1-80-2252
ハンガリー 06-800-21615
フランス 0800-90-8721
ベルギー 0800-1-2562
ポーランド 00-0800-811-1222
ポルトガル 0800-8-81-056
南アフリカ 0800-98-5114
ルクセンブルク 8002-6041
ロシア 8-800-301-8864
全世界
(上記電話が利用できない場合)
050-3820-3995

問い合わせの際にはカード番号が必要になるので、手元にエポスカードを準備しておきましょう。

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4.エポスカードの緊急医療アシスタンスサービス|年中無休・24時間・日本語受付・無料

エポスカードの緊急医療アシスタンスサービス|年中無休・24時間・日本語受付・無料

緊急医療アシスタンスサービスとは、海外旅行中のケガや事故、病気で困った時に、無料でサポートしてもらえるサービスです。
サービスの内容については、以下の表をご覧ください。

エポスカードの緊急医療アシスタンスサービスの内容

対象になるケース サービスの内容
①ケガや病気の場合 ・医師・医療施設の紹介や案内
・医療費キャッシュレスサービス
・患者の医療施設への移送
・患者の本国への移送
・現地での医師の緊急派遣
・医薬品類の緊急手配
・通訳の紹介や手配
②ケガや病気により死亡した場合 ・ご遺体の本国への移送
・現地でのご遺体の埋葬
③その他の場合 ・救援者の渡航、宿泊手配
・遭難された場合の捜索・救助
④法律上のトラブルが生じた場合 弁護士の紹介や手配

24時間いつでも日本語で対応してもらえるので、海外旅行中にトラブルが起こった場合にも安心です。
旅先でトラブルに遭った時は、「海外旅行中の窓口」に連絡を入れましょう。

海外旅行中の窓口については、こちらで詳しく紹介しています。
3.エポスカードの海外傷害保険に関する問い合わせ先

5.エポスカードに保険金を請求する流れ|日本への帰国後でも請求可能

エポスカードに保険金を請求する流れ|日本への帰国後でも請求可能

エポスカードの保険金は、日本への帰国後でも請求できます。
ただし医師の診断書や事故証明書など、現地でしか手配できない書類もあります。

旅行に出掛ける前に、必要書類や請求の流れについても確認しておきましょう。

5-1.ケガ・病気の保険金を請求する流れ

「キャッシュレス・メディカルサービスを利用した場合」は、保険会社から病院に直接治療費が支払われるため、請求は不要です。

【キャッシュレス・メディカルサービスを利用する流れ】

  1. 病院に行く前に滞在地に応じた「海外の問い合わせ先」に連絡をする
  2. 提携の病院を紹介してもらう
  3. 治療費は保険会社から病院へ直接支払われるため、現地での支払いも保険金の請求も不要

現地で治療費を立て替えた場合は、以下の手順で保険金を請求しましょう。

【現地で治療費を立て替えて帰国後に保険金を請求する流れ】

  1. 治療を受けた病院で医師の診断書と領収書を受け取る
  2. 帰国後、事故から30日以内にエポスカード海外旅行保険事故受付センター(0120-11-0101)に電話をする
  3. 必要書類を準備して保険金を請求する

【ケガ・病気の保険金の請求に必要な書類】

  1. 日本出国日が確認できる資料(航空券、パスポート等)
  2. エポスカード会員番号
  3. エポスカードのご利用明細(レシート・領収書)または利用代金明細書・支払い履歴照会ページ
  4. 保険金請求書(申請後に郵送で送られてくる)
  5. 医師の診断書(治療費が30万円以下の場合は原則として省略可能)
  6. 治療費明細書、領収書

「医師の診断書」や「医療費の明細書、領収書」は、現地でのみ手配することができます。
帰国前に治療を受けた病院で、診断書や明細書を受け取っておきましょう。

5-2.盗難事故が起きた場合の保険金を請求する流れ

盗難事故が起きた場合の保険金を請求する流れ

盗難事故が起きた場合は、以下の流れで携行品損害保険金を請求しましょう。

【盗難事故が起きた場合の保険金を請求する流れ】

  1. 最寄りの警察署に連絡し、盗難届証明書を受け取る
  2. 滞在地のエポスカード海外旅行保険事故受付センターに連絡をする
  3. 帰国後、事故から30日以内にエポスカード海外旅行保険事故受付センター(0120-11-0101)に電話をする
  4. 必要書類を準備する保険金を請求する

【盗難事故が起きた場合の保険金の請求に必要な書類】

  1. 日本出国日が確認できる資料(航空券、パスポート等)
  2. エポスカード会員番号
  3. エポスカードのご利用明細(レシート・領収書)または利用代金明細書・支払い履歴照会ページ
  4. 保険金請求書(申請後に郵送で送られてくる)
  5. 盗難届証明書

盗難届証明書は、現地でのみ手配することができる書類です。
最寄りの警察署に盗難に遭った旨を届け出たうえで、盗難届証明書を発行してもらいましょう。

5-3.救援者費用等保険金の対象となる事故の保険金を請求する流れ

事故により現地で7日間以上の入院が必要になり家族に駆けつけてもらう場合は、以下の流れで救援者費用等保険金を請求しましょう。

【救援者費用等保険金の対象となる事故の保険金を請求する流れ】

  1. 最寄りの警察署に連絡し、事故証明書を受け取る
  2. 病院で入院証明書を受け取る
  3. 航空運賃等交通費やホテル室料等の明細書、領収書を受け取る
  4. 滞在地のエポスカード海外旅行保険事故受付センターに連絡をする
  5. 帰国後、事故から30日以内にエポスカード海外旅行保険事故受付センター(0120-11-0101)に電話をする
  6. 必要書類を準備する保険金を請求する

【救援者費用等保険金の対象となる事故の保険金の請求に必要な書類】

  1. 日本出国日が確認できる資料(航空券、パスポート等)
  2. エポスカード会員番号
  3. エポスカードのご利用明細(レシート・領収書)または利用代金明細書・支払い履歴照会ページ
  4. 保険金請求書(申請後に郵送で送られてくる)
  5. 事故証明書(警察の事故証明書、入院証明書等)
  6. 支出した費用(航空運賃等交通費、ホテル室料等)の明細書、領収書

④~⑥は現地でしか手配できない書類です。
帰国前に必要書類が揃っているかを必ず確認しておきましょう。

6.エポスカードの海外旅行傷害保険の注意点|補償の適応外になるのは?

エポスカードの海外旅行傷害保険の注意点|補償の適応外になるのは?

エポスカードの海外旅行傷害保険の注意点は次の3つです。

  1. 補償の適応外になるケースがある
  2. エポスカードで旅行代金を支払わないと海外旅行保険が適用されない
  3. エポスカードを持っていない家族は補償の対象外

では3つの注意点について1つずつ詳しく説明します。

6-1.ケガや病気でも補償の適応外になるケースがある

海外旅行中のケガや病気でも、次のようなケースは補償の適応外になります。

【海外旅行傷害保険の補償適用外になる傷害・疾病】

  • スカイダイビング、ハンググライダー、ロッククライミングなどの危険な運動による傷害
  • 自動車、原動機付自転車、モーターボート等の競技・練習・試運転中の事故による傷害
  • 職務以外で航空機を操縦している間の事故による傷害
  • 登山用具を使用する山岳登はんを行っている間に発病した高山病
  • 歯科疾病
  • 妊娠、出産、早産、流産に起因する病気
  • 旅行開始前または旅行終了後72時間以上経過後に発病した病気
  • 持病による治療費用

「携行品の置き忘れまたは紛失」も、補償の適応外になっています。
置引きは、本人に過失があると判断されるからです。

質問:ヨーロッパ旅行中、現金やカメラが入ったバッグが盗難に遭ってしまいました。現地から保険会社に一報し、帰国後、必要書類等を提出したのですが、2カ月後、「保険金が支払えない」と言われました。こんなことがあるのでしょうか?
解説:旅行傷害保険における携行品補償については、保険会社や商品によって適用条件に違いがあります。事例のような「盗難」と言えど、日本でのいわゆる「置引」や「置き忘れで盗まれた」場合は、本人過失として補償されないこともあります。
引用元:https://www.kokusen.go.jp/t_box/

補償の適応外になるケースは、他にもいくつかあります。
旅行に出掛ける前に、公式サイトでどんな時に補償が適応されないのかを確認しておきましょう。

エポスカードの「海外旅行傷害保険の保険金をお支払いできない主な例」については、こちらをご覧ください。
https://www.eposcard.co.jp/benefit/

6-2.エポスカードで旅行代金を支払わないと海外旅行保険が適応されない

エポスカードで旅行代金を支払わないと海外旅行保険が適応されない

エポスカードの海外旅行保険は利用付帯に改定されたので、エポスカードで「旅行代金」を支払った場合にのみ適応されます。
この場合の「旅行代金」には次のような費用は含まれないので注意が必要です。

【旅行代金に含まれない費用】

  • 個人で手配した宿泊料金
  • 空港までのガソリン代や高速道路の料金
  • 空港の駐車場代や空港使用料
  • 国内、海外でのレンタカー使用料金
  • 帰国後に乗車した公共交通機関の乗車料金

自家用車で空港まで行った場合の高速代やガソリン代、駐車料金は、「旅行代金」の対象になりません。
一方、空港までの電車やバス、タクシーで行った場合の費用は、旅行代金に含まれます。

【旅行代金に含まれる費用】

  • 旅行会社で予約した海外旅行のツアー料金(募集型企画旅行)
  • 渡航先への航空券(乗継便航空券を含む)
  • 空港に向かう電車、新幹線、バス、タクシーの乗車料金
  • 海外で乗車した電車、バス、タクシーの乗車料金

旅行代金に含まれる費用をエポスカードで1円以上支払えば、海外旅行保険が適用されます。
決済前に「旅行代金に含まれる費用」と「旅行代金に含まれない費用」について、再度確認しおきましょう。

6-3.エポスカードを持っていない家族は補償の適応外

海外旅行傷害保険の対象者については、次のように定められています。

  • 基本は本人のみ
  • 代表者がエポスカードで旅行代金を支払った場合はエポスカードを持っている家族も対象

カードを発行できない「18歳未満の子ども(高校生含む)」は、補償の対象にはなりません。
子どもの補償が必要な人は、家族特約付きの「エポス プラチナカード」をチェックしておきましょう。

7.エポスカードの海外旅行傷害保険の保障内容は充分?実際の事例で紹介

エポスカードの海外旅行傷害保険の保障内容は充分?実際の事例で紹介

ハワイのホノルルで、盲腸の手術を受けた場合、約260万円の費用がかかります。

盲腸(虫垂炎)手術入院の都市別総費用

都市 総費用 平均入院日数
ホノルル 2,560,000円 2日
ロサンゼルス 1,624,400~2,165,800円 2日
ロンドン 1,302,800~1,737,100円 2日
ゴールドコースト 1,021,100円 2~3日
シンガポール 154,800~773,800円 1~2日

※日本損害保険協会の公式サイトから一部引用
https://soudanguide.sonpo.or.jp/body/

エポスカードの疾病治療費用は「270万円」なので、盲腸での2日程度入院になら保険金でカバーできます。
ただし次のような事例も報告されています。

例1:(アメリカで)空港到着後、呼吸困難を訴え救急車で搬送。
49日間入院・手術。家族が駆けつける。9355万円
例2:(メキシコで)海に飛び込んだ際に頚椎を骨折。11日間入院・手術。
医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。
(保険金額不足/別途自己負担あり)……2000万円
引用元:https://www.jata-net.or.jp/wp/

海外では日本の健康保険が利用できないため、高額な医療費がかかることがあります。
「エポスカードの海外旅行保険だけでは足りないかも?」と心配な人は、補償内容をプラスする方法をチェックしておきましょう。

8.エポスカードの保障内容にプラスアルファしたい人におすすめの方法|複数枚のカードの保険を合算

エポスカードの保障内容にプラスアルファしたい人におすすめの方法|複数枚のカードの保険を合算

エポスカードの補償をプラスするのに最もおすすめなのは、①の複数枚のクレジットカードの海外旅行保険を合算する方法です。

  1. 複数枚のクレジットカードの海外旅行保険を合算する
  2. ゴールドカードやプラチナカードを利用する
  3. 保険会社の海外旅行保険を併用する

②や③は費用がかかりますが、①なら無料で補償をプラスすることができます。
ゴールドカードやプラチナカードの特典を利用したい人は②、補償をより手厚くしたい人は③を選びましょう。

8-1.複数枚のクレジットカードの海外旅行保険を合算する

海外旅行保険が付帯している複数枚のクレジットカードを持っている場合は、傷害死亡・後遺障害以外の保険金額が合算される決まりになっています。
例えばエポスカード・楽天カード・三井住友カード(NL)の3枚を持っている人なら、傷害治療450円、疾病治療520万円、賠償責任8,000円などの補償を受けられます。

年会費無料のクレジットカードを3枚合算した場合の海外旅行保険

カード名 3枚を合算 おすすめエポスカード 楽天カード 三井住友カード(NL)
年会費(税込) 無料 無料 無料 無料
傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円 最高3,000万円 最高2,000万円 最高2,000万円
傷害治療 450万円 200万円 200万円 50万円
疾病治療 520万円 270万円 200万円 50万円
賠償責任 8,000万円 3,000万円 3,000万円 2,000万円
救援者費用 400万円 100万円 200万円 100万円
携行品損害 35万円 20万円 15万円

傷害死亡・後遺障害保険金は合算されず、持っているカードの中で一番高い保険金額が適用されます。
上記の例では、エポスカードが最高保険金額なので、「最高3,000万円」になります。

エポスカード・楽天カード・三井住友カード(NL)は、3枚とも利用付帯です。
ツアー代金はエポスカード、空港まで向かう新幹線代は楽天カード、空港まで向かうタクシー代は三井住友カード(NL)などのように、旅行代金を分けて支払うようにしましょう。

8-2.ゴールドカードやプラチナカードを利用する

ゴールドカードやプラチナカードを利用する

ゴールドカードやプラチナカードは年会費がかかりますが、通常のエポスカードよりも手厚い補償を受けられます。

エポスカード・エポスゴールドカード・エポスプラチナカードの海外旅行保険

カードの種類 おすすめエポスカード エポスゴールドカード エポスプラチナカード
年会費(税込) 無料 5,000万円※1 30,000円※2
傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円 最高5,000万円 最高1億円
傷害治療 200万円 300万円 300万円
疾病治療 270万円 300万円 300万円
賠償責任 3,000万円 5,000万円 1億円
救援者費用 100万円 100万円 200万円
携行品損害 20万円 50万円 100万円
航空機遅延費用等 2万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 10万円

※1:年間50万円以上の利用で翌年以降永年無料
※2:年間100万円いじょうのりようで翌年以降20,000円(税込)

また空港ラウンジの無料サービスなど、ゴールドカードやプラチナカードならではの特典も利用できます。
特典よりも補償を重視するなら、無料のクレジットカードを複数枚利用するのがおすすめです。

無料のカードを3枚合算した場合とエポスカード・エポスプラチナカードの補償の比較

カードの種類 無料のカードを3枚合算※ エポスゴールドカード エポスプラチナカード
傷害治療 450万円 300万円 300万円
疾病治療 520万円 300万円 300万円
救援者費用 400万円 100万円 200万円

※エポスカード・楽天カード・三井住友カード(NL)の補償を合算した場合

8-3.保険会社の海外旅行保険を併用する

保険会社の海外旅行保険を併用すれば、より手厚い補償を受けられます。

エポスカードの海外旅行保険とエイチ・エス損保の海外旅行保険を併用した場合の補償内容

利用する保険 おすすめエポスカード エイチ・エス損保
海外旅行保険たびとも
「P1タイプ」※
併用した場合
傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円 死亡:1,000万円
後遺障害:1,000万円
死亡:最高4,000万円
後遺障害:最高4,000万円
疾病死亡 1,000万円 1,000万円
傷害治療 200万円 1,000万円 1,200万円
疾病治療 270万円 1,000万円 1,270万円
賠償責任 3,000万円 1億円 1億3,000万円
救援者費用 100万円 1,000万円 1,100万円
携行品損害 20万円 30万円 50万円
航空機寄託手荷物遅延 1万円 1万円

※韓国・台湾3日間870円、タイ5日間、1,680円、ハワイ6日間2,140円

保険会社の海外旅行保険には、次のような特徴があります。

  • クレジットカードの付帯保険にはない「疾病死亡」の補償がある
  • 傷害治療や疾病治療、賠償責任の補償が充実している
  • プランが豊富で自分に合う補償を設定できる
  • 旅行の度に加入する必要がある
  • 行き先や滞在日数によって保険料が異なる

しっかりした補償が欲しい人は、クレジットカードに付帯している海外旅行保険と保険会社の海外旅行保険を併用しましょう。