ビジネスジェットの基礎知識(2):利便性とターゲット

ビジネスからレジャーまでさまざまな需要に対応
認知度の低さや受入体制など課題も

  • 2016年7月14日(木)

セスナ・サイテーション・ソブリン-C680型機((C)朝日航洋)  日本でもようやく利用拡大の兆しが見えつつあるビジネスジェット。日本国内にはどのような需要があり、それに対して旅行業界はどのように事業化をはかるべきか。日本ビジネス航空協会(JBAA)に聞いた。


「時間を買う」というメリット
機内で商談や会議も可能

 ビジネスジェットとよく比較されるのが、定期航空便のファーストクラス。しかし、両者には決定的に異なる点がいくつかある。JBAA副会長(取材当時。現在は特別顧問)の佐藤和信氏がポイントとして挙げるのは、ビジネスジェットの時間短縮効果。日本からの定期便の未就航地であれば、目的地に直行でき、多数の地点を移動する場合も、ハブ空港を経由するルートの無駄を排除できるだけでなく、乗継時間も節約できる。

 世界の多くの空港ではビジネスジェット専用のCIQ施設があり、入国手続きの時間も短縮できるほか、飛行機にリムジンを横付けして、そのまま目的地に向かうこともできる。機内ではビジネスの相手と商談したり、会議をおこなったり、仕事をこなすことも可能。睡眠や食事に充ててリフレッシュすることもできる。

(左から)JBAAの北林氏、佐藤氏 JBAA会長の北林克比古氏(取材当時。現在は特別顧問)は、欧米ではすでにビジネスジェットが欠くことのできない、有効なビジネスツールとして定着していることを説明。「経営トップだけでなく、中間管理職や専門技術者の緊急出張などにも幅広く利用されている」と強調し、「ビジネスの最先端では、ビジネスジェットを活用しなければ世界の動きについていけないのでは」と語る。

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