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日系2社、1月の国際線旅客数は8.2%増、利用率は77.3%

  • 2017年3月1日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年1月の運航実績で、2社の国際線旅客数の合計は前年比8.2%増の151万1694人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は4.2%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は8.7%増となり、利用率は3.2ポイント増の77.3%となった。

 3月1日に運航実績を発表したNHの旅客数は16.1%増の80万4602人。ASKが8.2%増だったのに対し、RPKは14.7%増となり、利用率は4.3ポイント増の76.0%となった。

 方面別の旅客数は全方面で前年を上回った。「アジア・オセアニア」は19.2%増の57万859人と2割増。「欧州」は15年のテロ事件による需要減の反動で18.3%増の6万4000人となり、3ヶ月連続で増加した。「北米・ホノルル」は6.1%増の16万9743人となった。

 利用率も前方面で前年を上回り、最も高かったのは「北米・ホノルル」で3.6ポイント増の77.3%。次いで、「欧州」が11.1ポイント増の76.5%、「アジア・オセアニア」が2.5ポイント増の75.2%と続いた。

 なお、JLは2月17日に1月の運航実績を発表している。詳細は別途記載(下記関連記事)。