日本航空、16年の国内線旅客は1.1%増、12月は4.5%増

  • 2017年1月25日

 日本航空(JL)の2016年通年の運航実績で、国内線旅客数(※)は前年比1.1%増の3236万241人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.2%減だったところ、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は0.8%増で、利用率は1.3ポイント増の68.8%となった。12月単月では旅客数が4.5%増の265万4830人、ASKが0.9%減、RPKが4.3%増となり、利用率は3.3ポイント増の67.4%となった。

 路線別旅客数は羽田/福岡線が最も多く、6.0%減の25万8063人に。次いで羽田/新千歳線が11.6%減の22万1304人、羽田/伊丹線が5.7%増の22万73人となり、上位3位は11月と同様の並びとなった。なお上位8位を羽田線が占めた。

 旅客数の伸び率は、提供座席数が32.6%増となった伊丹/熊本線が56.3%増の9674人と最も伸長。以下は伊丹/隠岐線が55.3%増の2702人、福岡/徳島線が48.1%増の2476人と続いた。

 利用率が最も高かったのは伊丹/福岡線で5.6ポイント増の83.8%となり、2ヶ月連続で1位に。2位は丘珠/釧路線で20.0ポイント増の80.9%、3位は羽田/伊丹線で2.3ポイント増の80.0%だった。

 利用率の伸び率が最も高かったのは2ヶ月連続で成田/福岡線となり、21.4ポイント増の68.4%。以下は伊丹/隠岐線が21.0ポイント増の58.9%、丘珠/釧路線が20.0ポイント増の80.9%と続いた。

※本誌による推計値

▽JL、12月単月
国内線