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アマデウス、業務渡航セミナーで3つの新サービス訴求

  • 2017年1月5日

竹村氏  アマデウス・ジャパンは先ごろ、旅行会社や航空会社などを対象としたセミナーと商談会を開催し、新たに提供を開始した3つの業務渡航用サービス「Check My Trip with Dynamic Branding」「Amadeus Mobile White Label」「Amadeus Mobile Web Services」を紹介した。冒頭で挨拶した同社代表取締役社長の竹村章美氏は、新たな業務渡航のトレンドとして「マネージド・トラベル3.0」を提唱し、モバイル機器への対応の重要性を強調。その後、各サービスの担当者がそれぞれのメリットをアピールした。

 「Check My Trip with Dynamic Branding」は、オンラインで旅程を管理できる同社の「Check My Trip」を活用したスタンダードなサービスで、業務渡航用の旅程管理アプリを制作するもの。旅行会社や航空会社はアプリ内で、自社のブランディングに向けてロゴや連絡先などを表示できる。ただし、一般広告が表示されるほか、機能の追加などはできないという。

 「Amadeus Mobile White Label」も「Check My Trip」を活用した旅程管理アプリの制作用サービス。旅行会社や航空会社はロゴや連絡先を表示できるだけでなく、自社のブランディングに有利な旅程の表示や広告の掲載ができる。また、フライトやホテルの予約などができるほか、現地ツアーなどの表示も可能だ。

 「Amadeus Mobile Web Services」は、旅行会社向けにアマデウスのホスト機能を提供する「Amadeus Web Service」を用いて、アプリを開発できるサービス。旅程管理やフライトやホテルの予約などに加えて、分析など計8機能を自由に組み合わせることができるという。

 セミナーではそのほか、竹村氏が「マネージド・トラベル3.0」についてプレゼンテーションを実施。レガシーキャリアを手配し、電話やメールでサービスを展開していた「1.0」、BTMが浸透し、複雑化した企業のニーズに対応した「2.0」を経て、「3.0」では出張者の利便性が求められ、モバイル機器への対応が必要になると主張した。旅行会社に対しては「業務渡航のあり方などを提言したい」と意欲を示した。