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LCCの年末年始、国際線は3社が8割超-新興1位はエア・ドゥ

  • 2016年12月19日

 国内のLCCや新興系航空会社がこのほど発表した年末年始(2016年12月22日~17年1月3日)の予約状況によると、国際線の予約率はバニラエア(JW)が0.4ポイント減の86.0%、ピーチ・アビエーション(MM)が2.1ポイント減の82.8%となり、ともに前年を下回ったものの8割を超えた。また、今年2月に国際線の運航を開始した春秋航空日本(IJ)も84.8%となり、8割を上回った。ジェットスター・ジャパン(GK)は73.5%で唯一8割を切ったものの、6.0ポイント増で前年を上回った。

 国内線の予約率についてもGKが微増ながら唯一前年を上回り、0.5ポイント増の63.2%となった。最も予約率が高かったのはIJで、前年から1.5ポイント減少したものの、81.4%と8割以上を維持。JWは12.6ポイント減の79.8%、MMは1.7ポイント減の72.2%だった。

 国内線のみを運航するスカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、ソラシドエア(6J)、スターフライヤー(7G)、フジドリームエアラインズ(JH)の新興航空会社5社の予約率については、JH以外の4社が7割を超える結果となった。このうち、HDは予約率と伸び率がともに最も高く、17.0ポイント増の77.6%。次いでBCが10.3ポイント増の77.0%、7Gが6.8ポイント増の72.3%、6Jが0.6ポイント増の72.3%に。JHは唯一前年を下回り、0.2%減の63.8%となった。